我慢を重ねるスタイル

「私には大した技能も人脈もありません。唯一出来る事は我慢する事です」 「最後に勝つのは忍耐強い奴。歴史が証明している」

「我慢」「忍耐」「辛抱」いろいろ

我慢料・安心料としての高い給料

人の命や人のお金を扱う仕事に就く人には高い倫理観が求められ、同時にむき出しの感情にさらされる機会が多い。

高い倫理観を保つためには生活に汲々としているような人では勤まらず、裁判に持ち込まれる危険性をはらむため、稼げる時に充分に稼げるようでないと安心して仕事に取り組む事ができない。

辛抱・忍耐の目的の劣化

「ここを耐えれば・・」「忍耐は・・ため」「・・ためには仕方ない」。

以前であれば、『出世』『家族』『将来』などが入っていたが、現在は、『働ける』『生きる』『クビにならない』などが入るようになった。

そんな状態に慣れてしまった人に対して、高尚な言葉を投げかけてみても単なるムダ話に終る。

そして、そんな親の姿勢は子供へと受け継がれていく。

我慢を続ける心を癒す

「癒し動画」

※音声が含まれます

主張しない l  l 我が道 l ヘルスケア l 傍観・客観 l  l 尊重 l 感情 l オリジナリティ l 慎重・確実 l 図太い l 我慢・辛抱 l こだわり抜く l 隠さない l 逃げる l チャレンジ l 時間管理 l 収集・分析 l チェック l 効率化 l 悟られない l 計画 l 巻き込む l 開き直る l 仕事はゲーム l 泰然 l 溶け込む l 情に向き合う l 波に乗る l 愛・やさしさ

このスタイルを目指す人に向く職場、環境、仕事

仕事 :
どちらかと言えばネガティブに捉えられるものだが、ほぼ全ての働く人にとっての重要な要素が「我慢」「忍耐」「継続」。

発揮のし過ぎが心身に悪影響を及ぼす事は間違いのない事実であるため、何もかもを耐え忍ぶのではなく、「言うべきことだけは口にして受け入れられなければ諦めて耐える」程度の事は実現したい。

技能習得の上で忍耐・辛抱が当たり前とされる仕事↓

職人 料理人 カウンセラー 精密品加工 経営者etc

職場・環境 :
ストレス耐性に自信があり、異常に嫌な上司が居る職場では、我慢できない人が続出し、知らない間にライバルが消える。

実践中の人がやるべき事の一例

我慢には限界があり、我慢のし過ぎは最悪の結果を招く。
我慢強さ以外に長所が無い人間など存在しないため、自分の人生に対する希望やこれまでの仕事・人生を振り返り、長所や短所を認識する「棚卸し作業」を行いたい。

他人の就職や転職、キャリア形成に対してアドバイスを行う、『キャリアカウンセラー』『キャリアコンサルタント』に関して学ぶ事は、具体的な手法や手順の理解のみならず、自分のキャリアを冷静に見つめる契機となる。

「我慢」「忍耐」「辛抱」雑々

発揮し過ぎを悔いる無名人

元看護師 33歳 女性 / 自宅静養中

患者さんの立場に立った看護を提供しているつもりでした。感謝の言葉をいただく機会も数多くありました。いつの頃からか慢性的な人手不足状態に陥りましたが、それでも使命感や感謝の言葉が励みになって頑張りました。

やがて、抜け切らない疲労がどんどん重く感じられ、全てを無意味に感じてしまい、体が動かなり、「うつ病」と診断されました。
先生の「我慢をし過ぎたんだね」の言葉に涙が止まりませんでした。

不可欠性を説く有名人

オノレ・ド・バルザック / フランスの小説家

「忍耐は仕事を支えるところの一種の資本である」

発揮し過ぎた有名人

明智光秀 / 「時は今 雨が下しる 五月哉」 細川ガラシャの父

先輩が追放される姿を目の当たりにし、母親を間接的に殺され、満座の中で髪を引きずられ、家康への接待にケチをつけられ、未だ勢力下に無い地への国替えを命じられ・・・。

流れ者の自分に活躍の場を与えてくれた信長への感謝の念を頼りに耐えに耐えるが、ある日感情が爆発し、『本能寺の変』を起す。

発揮したかった有名人

山本圭一 / 元極楽とんぼ

相方が俳優や司会業へと進出する中、自身は欽ちゃんや若手芸人と野球に明け暮れて嫉妬心を紛らしていたが、最終的に未成年者に飲酒を強要+淫行。

嫉妬や焦りに耐える事ができずに巻き起こした事件によって芸能界を追放される。

「人生希望と辛抱だ」 / 細川たかし
悲しい時もありました 苦しい時もありました 一に辛抱 二に辛抱
・・・
ああ人生希望と辛抱だ

辛抱があればなんでもできる 1.2.3.4(し)んぼー (アントニオ風)

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