本音を悟らせないスタイル

「『本音の自分を受け入れて下さい』って、甘え以外のなにものでもない」 「本心=自分だけの欲求 他人には関係がないもの」

「装う」「隠す」いろいろ

本心を隠す・本音を悟らせない

人生を続けて行く上では、家族が相手であっても本音を語ってはいけない事柄やタイミングがある。

ましてや、愛が存在せず利害が判断材料の大半を占める仕事においては、本音を隠す技術が非常に重要。

『本音・本心 = 単なる自分の欲』 と受け止める事ができれば、すぐに表情に出る事は無くなる。

「自分を偽る」「理解してもらえない」事の辛さ

モチベーションを上げる要因には様々なものが存在するが、『一体感』『所属』『心の触れあい』『感謝』『相互理解』などを挙げる人が多くなっている。

「どんな気持ちで仕事をしているのか?」を理解してもらえる事が仕事へのやる気につながる人にとって、『甘い』 の言葉は届かず、多くの人が病気になるか退職していく。

自己演出

自分を偽る事には負のイメージが付きまとうが、「こんな仕事人になりたい」というポジティブな願いを実現するために自分を偽る事がある。

服装・言葉・動作など、演じているうちに身に付くものがある。

モテない男だと悟られない講座

「平静を保ち、自然に振舞う」

主張しない l  l 我が道 l ヘルスケア l 傍観・客観 l  l 尊重 l 感情 l オリジナリティ l 慎重・確実 l 図太い l 我慢・辛抱 l こだわり抜く l 隠さない l 逃げる l チャレンジ l 時間管理 l 収集・分析 l チェック l 効率化 l 悟られない l 計画 l 巻き込む l 開き直る l 仕事はゲーム l 泰然 l 溶け込む l 情に向き合う l 波に乗る l 愛・やさしさ

このスタイルを得意に感じる人に向く仕事、職場

仕事 :
より安く作り出したものを、より多く、より高く売る事が仕事の本質であり、交渉の場での立ち回り方次第で仕事の成果が決定付けられる。

その場に臨むにいたっては、感情を表に出さずに外面を装う事で良い結果が導かれる事が多い。

日常的に交渉事が多い仕事↓

対面高額商品販売 新規開拓営業 弁護士 資材購入部署 バイヤーetc

職場・環境 :
感情を持った人間が関係し合う組織においては、嫉妬や妬みをむき出しにして足を引張ろうとする人が現れる。

そんな人をやり過ごすには、感情を顔に出さず、何を考えているのかよく分からないように振舞う事が得策。

苦手に感じる人が学ぶべき事の一例

いつまでも感情の動きが顔に出ているようでは、肝心なところで詰めを欠く事を繰り返してしまう。

感情と表情が直結している人は、仕事人としての成熟の度合いが小さい人と言える。

交渉術のテクニックに触れる書籍は非常に多く、気軽に手に取って読み進め、日常の中で試してみる事で具体的な行動の仕方を理解する事ができる。

「外部からの刺激」→「思考・着想」→「準備」→「行動」に至る、人間の行動特性を体系的に学ぶ事ができる心理学、人の心の学習は有益。

「装う」「悟られない」雑々

発揮を仕方なしとする有名人

フレデリック4世 / デンマーク・ノルウェー王

「人間は一人残らず偽善者だ」

発揮するつもりが無い有名人

高田純次 / タレント 司会

番組収録の最初の時間帯だけに力を発揮して一気にまくし立て、それなりに笑いを取るが、ゲストへの興味を失ったり疲れを感じてくると一切発言せず、適当に流し続ける。

そんな様子を指摘されても一切気にする事がなく、独自のカラーを貫く。

発揮したかった有名人

黒田如水 / 孝高・官兵衛 「戦国一の策士」 「人に媚びず、富貴を望まず」

本能寺の変の際、秀吉に対して「御運が開かれる機会が参りましたな」と発言。
抜群の先見性と戦略性を発揮して秀吉の天下取りに貢献。

鮮やかさを印象付け過ぎ、適度なバカを装えなかったため、秀吉や家康に野心を疑わる結果を招き、それを悟って自ら隠居。

発揮し切れない登場人物

車 寅次郎 / 「男はつらいよ」

「男とは・・・」に関して多くのこだわりや信念を持つが、相手が女性の場合には、時にはやせ我慢を貫き、時にはヘロヘロの骨抜き状態となってしまう。

「22才の別れ」 / 風 伊勢正三
今はただ5年の月日が 長すぎた春と言えるだけです
あなたの知らないところへ 嫁いでゆく私にとって
ウウウー ウウウウウー

もうお遊びは終わりにします。「愛」だの「恋」だのに酔って自分の本心を隠してた。現実に目を向けて、黙って結婚話を進めていました。気付かなかったでしょ。エヘッ。

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