つまらない気持ちと仕事上の性格
『仕事上の性格』
人によって性格が違う事と同じく、仕事上の物事の考え方や行動の仕方にも特徴があります。人それぞれが仕事の場に臨む際に見せる、「仕事の取り組み方」「仕事のやり方」「仕事のスタイル」が 『仕事上の性格』 です。
仕事が「つまらない」「面白くない」
「仕事は楽しむもの」−「仕事は面白くないもの」、「仕事は自分を高めてくれるもの」−「仕事は自分を削ってすり減らすもの」、「自分に期待している」−「どうせ先は知れたもの」など、仕事や仕事をする自分に対する考え方は、元々の性格は勿論としてこなしてきた職業上の経験から多大な影響を受けます。
張り切って業務改善提案を行っても、無視や余計な事をするなといった雰囲気を感じ取れば、やる気は一気にしぼんでいきます。
一緒に働き指導してくれた上司がリストラに遭えば、会社や仕事に対する言い様のない不信感や不満が募ります。
誰もがその業務上の経験の中で培っていく仕事に対する思いは千差万別ですが、仕事の好き嫌いや面白みに関わる基本的なスタンスは、仕事を続けていく上では非常に重要な要素であり、可能であるならば状況に応じて使い分けしたいものです。
特に、転職等の重大な決断に通じていく、「仕事がつまらない」「仕事が面白くない」と捉えてしまう際には、以下のように考えてみる事で、少なからず冷静に自分を見つめる事ができます。
- 単調で面白みが全くない仕事を行う際は、「所詮仕事はこんなもの」
- やる事の意義を感じられない仕事を行う際は、「意味や意義はないけど誰かがやらないといけない仕事がある」
- 入社して期待していた仕事内容と違うと感じる際は、「勝手に期待を膨らませた自分が甘かった」
- 下働き的な仕事が続く際は、「どこの会社でもこんなもの」
- 他の会社が良く見える際は、「良い面ばかりのはずがない」
「つまらないと感じるならつまらないものとして受け入れる」「面白く感じられるように視点を変えてみる」「何か別の事をして気を紛らす」・・など、仕事をつまらないものとして感じる意識に対抗する術はそれほど多くはありません。
ネットや書籍に書いてある事は、「なんだそんな事か」と感じるものばかりかもしれませんが、放ってほくと本当に仕事が嫌になってしまします。
つまらない気持ちに効く仕事上の性格
- 仕事はゲーム
- 生きていくため。社会とつながりを持ち自分を高めるため。当たり前だから・・など、仕事をする目的は様々ですが、
『アイテムを揃えて戦うために武器とし、身に付けた力・武器を使ってポイントや陣地を奪い合う』『失敗したらリセットボタンを押すだけ』など、仕事をゲーム同様に捉える事で仕事に対する負の感情を抱き続ける事はなくなります。
- チェックを繰り返す
- 何かをつまならいと思う気持ちは底なしです。
一旦、「仕事がつまらない、面白くない」と感じ、修正・歯止めを掛ける技術がないと、実態以上につまらなくなります。
「何故つまらないのか?」「何が改善されればいいのか?」「何をすべきなのか?」といったところにチェックを入れ、自分をコントロールする技術が求められます。
つまらない気持ちに陥り易い仕事上の性格
- ストレート
- 当の本人もよく分かっているように、自分の感情や要望をストレートに表現する人は何事にも歯止めが効き難い人です。
一旦何かを考えれば、その事に対する思いがどんどん膨らみ、欲求が満たされない事が必要以上のストレス要因となりがちです。
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