「残業代が出ない」/職場の悩みと仕事上の性格

仕事上の性格
主張しない l  l 我が道 l ヘルスケア l 傍観・客観 l  l 尊重 l 感情 l オリジナリティ l 慎重・確実 l 図太い l 我慢・辛抱 l こだわり抜く l 隠さない l 逃げる l チャレンジ l 時間管理 l 収集・分析 l チェック l 効率化 l 悟られない l 計画 l 巻き込む l 開き直る l 仕事はゲーム l 泰然 l 溶け込む l 情に向き合う l 波に乗る l 愛・やさしさ

残業代不払いと仕事上の性格

『仕事上の性格』
人それぞれが仕事の場に臨む際に見せる、「仕事の取り組み方」「仕事のやり方」「仕事のスタイル」が 『仕事上の性格』 です。

残業代と給料

社員に仕事をやってもらう見返りとして渡されるお金が 『給料』『給与』と呼ばれ、一般的な例で考えると、月曜日から金曜日までの朝9時から夜6時までの時間を拘束する事に対して支払われるものです。
その間は会社や上司からの指示に従わねばならず、勝手な振る舞いや精一杯の労力を提供しない事は、『労務提供義務違反』にあたります。
就業時間中にマンガ喫茶や図書館で過ごした時間分の給料を差し引かれても文句は言えない仕組みになっています。

「この時間帯を会社のために捧げてくれ。その代わり〇〇円を払う」といった事が就業規則の給与規程に書かれていますが、決められた時間内に全ての仕事が終わるはずはなく、規程に中には残業代に関する条文が必ず盛り込まれています。

道路交通法と並んで『天下のザル法』と称される労働基準法には、残業代算出の具体的な割増率が記載されています。(管理職以外)
給料が100,000円で、取り決めした労働時間が100時間なら、100円/時間が単価となり、100円に以下の割増率を乗じた額が支払われる事になります。

  • 「時間外労働」・・25%以上
  • 「深夜労働」・・25%以上
  • 「時間外労働」+「深夜労働」・・50%以上
  • 「法定休日労働」・・35%以上
  • 「法定休日労働」+「時間外労働」・・35%以上
  • 「法定休日労働」+「深夜労働」・・60%以上
給料明細

残業代不払いと経営者

『労働者=時間を提供する弱い人/経営者=人の時間を使って儲ける強い人』といった前提のもとに、労働者の健康や心の尊厳を守るために存在する労働関係の法律ですが、提供した時間ではなく、生み出した結果・成果によって人を評価しようとするようになっている現代経済の中では、様々な面でくい違いが出てきています。
日常の中で実社会の流れや厳しさをより強く認識している経営者と、「給料・残業代はもらえて当たり前」と考え続けるている労働者との間の意識のズレは開くばかりです。
決まった予算枠や目標とする労務比率の中に人件費を収めようと考える管理者や経営者は、残業代を支払う際に以下の類の想いを抱きます。

  • 「成果を出していないのに会社に残っているだけでお金が貰えるなんて、成果を出して定時に帰る人に申し訳ない」
  • 「日中は適当に時間を潰しているだけじゃないのか?」
  • 「払わないと罰せられるから残業代は払うけど、ボーナスで思いっきり差をつけてやる」

支払い可能なお金があれば全ての残業代が不払いになる事はあまりありませんが、基本的に予期せぬ支出に属する残業代に一定の枠を設ける事は、経営者側にとっては当然の行動となります。

残業代を払わない(減らす)工夫

『名ばかり管理職』に関する訴訟が全国各地で相次いでいます。
経営者と一心同体とみなす事ができる程の権限(働き方や人事権に関する大きな裁量)を持つ人には残業代支払いの必要がない事を悪用したもので、多くの店舗を全国に展開するファーストフードや紳士服販売の店長達が立ち上がっています。
この他にも、

  • 「営業手当て」等の名目で一定の額を支給し、その中には打ち止め制限付きの残業代が含まれているとする手法
  • 労働時間の管理把握が困難な職種として扱う「みなし」「裁量」制度
  • 年間を通じて閑繁の差がある職場で取られる「変形労働時間」
  • 正社員ではなく請け負い先として扱う「業務委託」

合法、非合法なものを含め、残業代を支払わないための手法は様々ですが、働いた時間に対しては相応の見返りが伴うという原理原則は付いて回るため、最後には、
「金がない。我慢してくれ」「会社が潰れて職が無くなってもいいのか?」に行き着きます。

サービス残業を受け入れてしまい易い仕事上の性格

優しさを持って接する人 心の機微を掴む人
他人の事を思い、自分だけが得をする事を嫌う心優しい人は、経営者や直属の上司など、自分の給料や残業代を決める権限を持つ人の苦しさを理解し、何食わぬ顔で権利を主張する事に罪悪感を抱きます。生活に支障をきたさない程度であれば、自分も苦しみを共有しようと考えます。
主張しない人 辛抱強い人
我慢強く自分の思いを抑える事に長けた人は、大概の事は受け入れてしまいます。「自分が存在してはじめて他人が存在する」といった自己中心的な考えとは無縁なため、権利をことさらに主張する事はありません。

残業代不払いに憤りやすい仕事上の性格

お金にこだわる人 時間にこだわる人
お金や時間といった数字にこだわりを持つ人は、権利と義務の関係を一義的に捉える硬直的価値観を持っています。提供したものがあればその見返りがあって当然と考える傾向が強いため、残業代不払いに遭遇すると強い不満を抱いて転職を考えます。

職場の悩み

職場の不満

Copyright© 仕事のスタイル図鑑, All Rights Reserved