仲間はずれと仕事上の性格
『仕事上の性格』
人によって性格が違う事と同じく、仕事上の物事の考え方や行動の仕方にも特徴があります。人それぞれが仕事の場に臨んだ際に見せる、「仕事の取り組み方」「仕事のやり方」「仕事のスタイル」が 『仕事上の性格』 です。
職場での仲間はずれ
経済的・精神的に自立した大人が集まって構成される職場では、わざわざ口にしないまでも大人に相応しい振る舞いが当然とされます。
未成熟な子供の行為として認識されている『仲間外れ』は、大人が集まる職場においては存在しないのが建前ですが、人の出入りが少なく閉塞性が高い職場、女性の占める割合が高い職場、業務上ストレスが溜まり易い職場などでは特に数多く発生します。
仲間はずれの代表的な理由は以下のものになります。
- 「言う事を聞かない」「可愛げがない」
- 「ミスが多すぎる」「迷惑を掛ける」
- 「男性社員や上司の前での態度に違いが有り過ぎる」
- 「一言多い」「暗い」
当の本人が気付かないままに周囲に悪感情を抱かせてしまい、大抵の場合はきちんとした弁明の機会を与えられる事がないままに声を掛けられる機会が減り、「話しかけてくれない」「誘ってもらえない」などを経て、最終的には無視されるようになってしまいます。
(「気付いた時には仲間外れにされていた」「よく分からないうちに仲間外れになっていた」etc)
仲間はずれに効く仕事上の性格
- 覚悟をきめて開き直る / 我が道を行く
- 自分だけの意思や能力でコントロールできる事はほんのわずかです(他人の行動をコントロールする事は不可能)。
「仕事をして給料をもらうの場が会社。レベルが低い人達に心悩ます場所じゃない」と、覚悟をきめて割り切り、仲間外れを行う人達を無視します。
- 慌てず騒がない / 辛抱強い
- あからさまな仲間外れを行う人達は人としての成熟が足りない子供です。制裁を加えているつもりの子供が期待するのは、仲間外れにした人の慌てふためく姿です。
意図した通りの反応を見せない相手にはすぐに飽きてしまうのが子供であるため、しばらくの間辛抱すれば、すぐに飽きてしまい罪悪感の高まりも期待できます。
- 争いを避けて逃げる
- 周囲の人達の行動や考え方に強い影響を受けるのが人間です。
程度が低い人達に囲まれていれば、自分にも同じような考え方や行動様式が染み付いてしまいます。
真正面から受け止めず、そんな人達がいる職場からは早急に立ち去る事が懸命です。
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