うつ病チェック / 仕事のスタイル(ヘルスケア)別関連知識

うつ病の早期発見

「早期に適切な処置を行えば、再発率が顕著に下がる」「早期に治療を始める程その期間は短くなる」と言われるうつ病では、まずはその早期発見が非常に大切な要素となります。

『うつ病=心の病⇒心の弱い人がなるもの・弱い人間の証』 などといった認識が広く行き渡っているため、薄々は兆候を感じていても、他の病気と比較してその治療開始が遅れがちになるのがうつ病です。
「自分は弱い人間ではない」 「弱い自分を認めたくない」 「周囲に弱い人間と思われたくない」 といった強い思いが、自分が病気である事を認めて治療を開始する大きな障害となります。
中途半端な知識によって安易に自己診断を下す事の弊害が大きい事は間違いありません。中途半端な知識が身についたために自分に対して甘くなってしまう事も考えられます。
しかし、重篤な状態にまで症状を悪化させてしまうよりは随分マシなはずです。

「うつに向かって歩いている」現代の働く人

うつ病のセルフチェック

「気分」「気持ち」が大きく関係する病気であるため、他の病気と比較して判別しづらい点がありますが、概ねどんな書籍にでも記載されているうつ病のセルフチェックについて。
「○○個の項目に該当すればうつ病」といった、単純なものではありませんが、睡眠に関するものと日内変動に関するものは、判別上特に重要度が高いものとされます。

 身体

  • 眠りが浅い / 夜中や早朝に目が覚める
  • 夢を見る事が増えた
  • 疲れやすい / 疲労感・倦怠感が抜けない
  • 体重の増加(過食) / 体重の減少(食欲不振)
  • 首や肩の頑固な凝り / 腰痛
  • 頭痛 / 頭が重い
  • 性欲減少
  • 生理不順
  • たちくらみ / 目まい / 耳鳴り
  • 動悸 / 前胸部に圧迫感 
  • 微熱の継続 / 喉の渇き
  • 五感の鋭敏化
  • 便秘 / 下痢
  • 尿の回数の増加
  • 嘔吐・吐き気

 心・思考

  • 長期(2週間以上)に渡っての憂うつな気分の継続
  • 好きな事に対しても、意欲・やる気が出ない
  • あらゆる事柄に関し、後悔の念を感じる事が増えた
  • 判断・決断が遅くなった / 頭が回らない / 記憶力の低下
  • 身体の事が気になって仕方ない
  • 悲観的
  • 「いつもの自分と違う」と感じる期間が続く
  • 「迷惑を掛けている」という自責の念が増えた
  • 死を頻繁に考える
  • 人前に出たくない
  • 午前中に気分が優れない

周囲が出来るうつ病のチェック

「うつ病の早期発見のキーは周囲の人」と言われています。
兆候を感じてはいてもそれを認めたくない気持ちが働くため、本人によるうつの認知は遅れる傾向があります。
会社であれば直属の上司や同僚、家庭であれば配偶者や親が、普段との違いに着目すれば容易に発見できるうつのチェックポイントについて

  • ミス・失敗が増えた
  • 眠たそう / 起きるのが辛そう
  • 動作・しぐさ・所作が緩慢になった
  • いつもの習慣(新聞の閲覧・趣味・入浴etc)に変化、停止
  • 遅刻が増加
  • 外出を嫌う / 布団から出ない
  • 酒量の増加
  • 痩せた / 太った
  • 仕事を自宅に持ち帰る
  • 体調の不調を訴え、日に何度も熱を測定したり薬を服用
  • 「眠れない」「休みたい」「申し訳ない」「疲れた」が明らかに増えた

スタイル関連知識

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